電子タバコ(VAPE)が爆発!?|安全に使う7つのポイント

電子タバコ(VAPE)が爆発!?|安全に使う7つのポイント

最近、アメリカで電子タバコが爆発して死亡するという事故が起こりました。

▼ 電子たばこ爆発で男性死亡、破片が頭に 米フロリダ州
http://www.bbc.com/japanese/44149519

一見危険な代物に思えるVAPEですが、使い方を誤らなければ安全に楽しむことができます。ここでは、電子タバコを安全に使うためのポイントをまとめます。

正しいメンテナンスを行い、安全にVAPEを楽しみましょう。

電子タバコは危険?安全に使うためのポイント

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電子タバコ(VAPE)はなぜ爆発するのか?

電子タバコが爆発する原因は「バッテリー」の不備によるものです。
バッテリーはリチウム電池と呼ばれており、電子タバコ以外にも以下の製品にも使われております。

  • スマートフォン
  • ノートパソコン
  • デジタルカメラ
  • モバイルバッテリー
  • Bluetoothイヤホン

リチウム電池内部に入っているリチウムという物質はとてもデリケートで、酸素に触れることで簡単に発火する、危険な代物です。

もちろん酸素に触れなければ燃えることはありません。そのため、周囲を密閉しているのですが、例えばリチウムを覆っている外皮が激しい損傷にあったり、細かな損傷から水が染みこんだり、異常な高温状態にさらされると、中のリチウムが化学変化を起こし、爆発するのです。

では、そんな電子タバコを安全に扱うにはどうすれば良いのでしょうか?
そのためのポイントを以下にまとめます。

電子タバコ(VAPE)の購入時に気をつけるポイント

【ポイント1】 バッテリー外付けタイプのVAPEを選ぶ

バッテリー外付けVAPE

まず第一に、バッテリー外付けの電子タバコを選ぶことが重要です。

バッテリーを取り外しできることで、バッテリーの異常にすぐ気付くことができますし、ちょっとした異常に気づいた際に、別のバッテリーに交換することで、危険な事故を防ぐことができます。

逆にバッテリー内蔵型の電子タバコの場合、内部のバッテリーの状態を把握することが出来ないため、破損や傷に気付くことも不可能です。バッテリーが破損していることに気づかず使い続けて、事故が起こるという可能性もあります。

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【ポイント2】 バッテリーの予備を用意しておく

バッテリー予備

バッテリーの異変に気付いた時は、すぐに新しいバッテリーに交換することをおすすめします。

異変に気付きながらも「まあ少しくらいなら大丈夫か」と考えて、問題のあるバッテリーを使い続けることで、重大な事故を巻き起こしてしまう可能性もあります。

バッテリーの異変に気付いた時に、すぐに交換できるよう、常に予備バッテリーを持っておくことがとても重要です。

バッテリーの価格を調べる

【ポイント3】 安物のバッテリーを使わない

安物のバッテリーは、外皮部分の作りが悪く、落下等の外的要因が加わった時に、すぐに壊れて、重大な事故を引き起こす可能性が高いです。

変に安いメーカーのバッテリーを購入して使うのでは無く、ある程度信頼できるメーカーのバッテリーを使うようにしましょう。

おすすめはSony製のVTCという名前のついたバッテリーです。

多くの電子タバコユーザーに使われている、安全なバッテリーですので、こちらの使用をおすすめします。

Sony製バッテリーを探す

電子タバコ(VAPE)を安全に扱うポイント

【ポイント4】 傷ついたバッテリーを使わない

外皮に傷がついたバッテリーは、傷の部分から酸素が入り込み、発火・爆発を起こす可能性があります。

冒頭でも説明した通り、バッテリー内部に含まれているリチウムは、わずかな酸素に触れるだけで爆発を起こす、危険な代物です。

細かな傷程度では問題ありませんが、バッテリーの外皮が破れ、覆っている金属部分にまで傷が及んでいる場合は、すぐにでもバッテリーの交換を行い、傷ついたバッテリーは廃棄することをおすすめします。

【ポイント5】 水の中に入れない

ご存知の通り、水分には酸素が含まれており、リチウムが水に触れると発火・爆発の恐れがあります。

例えば、水の中にバッテリーを落としてしまい、特に問題ないだろうとそのまま使い続けると、リチウム内に僅かに含まれた酸素が爆発を引き起こすこともありますので、水に落としてしまったバッテリーは使わない方が賢明です。

【ポイント6】 高温の場所に長時間置かない

高音の場所にバッテリーを長時間放置すると、バッテリーが発火・爆発する恐れがあります。

極端な話ですが、バッテリーを電子レンジに入れると、必ず爆発を起こします。※ 絶対に試さないでください。

少し古い資料になるのですが、過去に消防研究センターが実験した結果、表面温度が200℃に達すると、バッテリーが発火するという資料も残っています。

▼ リチウムイオン電池の燃焼実験
http://www.fdma.go.jp/neuter/about/shingi_kento/h23/lithium-ion_denchi/01/1-6.pdf

真夏の車内温度は約79℃と言われていますので、車の中にバッテリーを置いておく程度であれば問題ないレベルにはなりますが、極端に温度が高い場所に長時間電池を放置することは、避けるに越したことはありません。

【ポイント7】 充電器に入れたまま長時間放置しない

バッテリーは過充電することにより、熱暴走を起こす可能性があります。

熱暴走を起こすと、上記でも説明した通り、バッテリー内部のリチウムが発火する恐れがあります。

一晩充電する程度であれば問題はありませんが、充電したまま何日も放置すると、熱暴走の可能性もありますので注意しましょう。

また、充電器の不備によりバッテリーが熱暴走することもあります。

充電中に、バッテリーの温度が極端に上がるようであれば、充電器の交換をおすすめします。

電子タバコ用の充電器を探す

バッテリー内蔵型の電子タバコ(VAPE)を使う場合の注意点

電池内蔵型の電子タバコ(VAPE)は、中に入っているバッテリーの状態が全くわかりません。でも、スティック型のVAPEは基本的にほぼバッテリー内蔵型で、利便性とスタイル性の高いスティック型VAPEの方が良いという方もお見えだと思います。

では、このようなバッテリー内蔵型の電子タバコを使うために、気をつけなければいけないポイントについてご説明します。

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安物のVAPEを使わない

明らかに相場価格よりも安いVAPEは、何か必要な部品や構造を削って原価を落としている可能性がありますので、構造上問題がある可能性が高いです。

変に安いVAPEを、安かろう悪かろうで購入して使用するのではなく、信頼できるメーカーのVAPEを使用するようにしましょう。

傷ついたVAPEを使わない

信頼できるメーカーのVAPEだったとしても、落として傷をつけてしまうことで、内部のバッテリーに傷がつき、バッテリー内のリチウムに酸素が含まれてしまう可能性もあります。

リチウム内に酸素が含まれると、発火・爆発の要因となりますので、落として激しく傷がついてしまったVAPEは潔く買い替えましょう。